はじまり。
周りは女性ばっかりで長年変わらぬ面子。
長の言うことは絶対で、
休み時間にはその場にいない人の
悪口で盛り上がる。
そんな職場で働いてました。
毎日なんかいやだった。
社会とは、こんなもんだ。
って、割りきれなかった。
長に意見して、踏み潰されること数知れず。
大人しくしてればいいのにへただね。
って、ばかにされても
そうなんです~
って、ヘラヘラ笑うしかなかった。
自分の意見を通したいけど、
意見をしないでいる方が賢くて
そうやって、何も言わない人こそが
上司に可愛がられる不思議。
いや、頭ではわかってるんだけど
なんだかな…
と、日々モヤモヤしてました。
そんなモヤモヤの解消方法はお酒。
元々好きだった酒好きがヒートアップして
ほぼ毎日、どっかで誰かと呑んでいた。
あーーーーー
彼氏ほしーーーーー
うあーーーーーーー
ってずっと言ってたけど
全然ほしくなかった。
何も考えないで、ただひたすら
目の前のことをこなしてるだけの毎日だった。
心も考え方も荒んでたから
死にたいとかは思わなかったけど
別に、生きたいとも思ってなかった。
何がどうなっても、どうでもいいや。
どーにでもなれー
って、人生投げやってた。
他人を自分に同調させようなどと望むのは、
そもそも馬鹿げた話だよ。
(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832) Wikipedia